| 2004.09 >> |
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| 2004年8月31日(火) |
| 『世界の川を旅する』 |
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昨日まぁまぁお洒落なマガジンラックを買ってきたので、本棚の奥の方にしまいこんであった雑誌や大きめの書籍を出してきて並べてみました。
その中の一冊、『世界の川を旅する』という本は、カヌーイストの野田知佑氏が世界の川を旅した時の様子を、写真家の藤門弘氏がカメラに収め、野田さん本人が文章を寄せているのですが、本当に心が洗われる感じがします。こんな一節があります。
「川旅は男の世界である。
自分の腕を信頼して、
毎日何度か危険を冒し、
辛くて、孤独で、
いつも野の風と光の中で生き、
たえず少年のように胸をときめかせ、
海賊のように自由で――」
また、
「荒野の川を一人で下るのを
寂しいと感じるか、
自由だと感じるか、
それが問題だ。
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ここでは幸、不幸も、
快、不快も
すべて自分のせいである」
とも。うおおぉぉぉ、野田さん、カッコいいっす!
単純なぼくは、もっともっと古座川でカヤッキングの練習をして、色んな川を漕いでみたいと思いました。それはただ単にカヤックを楽しみたいというだけでなく、野田さんが綴っているような世界観を感じたいから。カヤックにとどまらず、カヤックに限らず、求め続けている何か普遍的な「答え」みたいなものが感じられるかもしれないから。以前もそう思って購入したシュラフは、もっぱら小堀が来た時の布団代わりとしか使っていないのですが……。
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| 2004年8月30日(月) |
| スーツ。 |
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今日は何ヶ月ぶりかでスーツを着ました。スーツは本当に苦手です。ネクタイを締めれば首元が窮屈になり、長袖のワイシャツを着れば袖口まで窮屈になってしまいます。確かに洒落たスーツを着こなす男性はカッコいいし、人前に出るにはきちんとした格好だとは思うけど、特に夏場はあまり機能的でないように思います。それに、スーツじゃなくても失礼のない服装というのは充分にあり得るはずですし……。
ここ数ヶ月、Tシャツにジーンズ、サンダル(知らないうちに足の指先が日焼けしていました!)という格好が多かったぼくには、スーツを着るというだけで大変な一日でした。
スーツを着たぼくしか知らない方もいらっしゃるかと思いますが、スーツを着ている時のぼくは、ぼくの本質としては当然ほんの部分的なものに過ぎず、かつ、かなり周辺的なところに位置しています。むしろ、古座川でちゃぷちゃぷはしゃいでいるぼくの方が、よっぽど本質的です(言いすぎかな?)。だけど総体としてはやはり、スーツを着ていることもあれば、サンダルをつっかけて川で戯れていることもあるのが、ぼくです(もちろんそれだけじゃないですけど)。
今日は暑さのせいで、よく分からない日記になってしまいました。
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| 2004年8月29日(日) |
| 時々思うこと。 |
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ぼくの活動が、一個の点の集まりで終わっているんじゃないかということ。もっと、隣りあった点同士が意味を持ってつながっていて、その間にはある方向性を持った流れがあって、さらに言うとそれぞれの流れが大きな一つの本流となって、できることなら奔流となって、ぼくが意識的に目指す方に向かっていれば、いいなと思う。
それが叶わぬうちは点の中に自ら埋もれ、大きな観点から俯瞰することもできず、位置を見失ってしまいかねない。そういう危機感は、常に持っている。決してのんびりしているわけではなく、目標にはまだ遠くとも、悠々と急ぎたい。
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| 2004年8月28日(土) |
| カットしてもらいました。 |
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髪を切ってもらってきました。ぼくは髪が太くて硬くて、多いし、くせっ毛だし、伸びるのも早く、けっこう悩みの種です。「あ、伸びてきたな」と思うと、気のせいかもしれませんが、それから加速度的に伸び始め、あっという間に圧倒的に鬱陶しくなります。坊主にしたいと思ったりもするのですが、頭の形を考えると、それも多分ダメです。
そんな悩みを抱えつつ、しかもだいたい二ヶ月に一回ぐらいしか行かないのですが、美容院に行くのはそれなりに好きです。店の人たちが適度な親密度で接してくれるからだと思いますが、美容院に限らず、接客業っていうのは神経を使うだろうなぁと思います。ただ、カットが終わって「お疲れサマでしたぁ」と言われるのと、帰り際に全員から「ありがとうございましたぁ」と言われるのは苦手です。
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| 2004年8月27日(金) |
| オリンピック。 |
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オリンピックも残すところあと僅かとなりましたが、実はほとんど見ていません。これまでに観戦したのは、男女サッカーの日本戦だけで、谷選手の金メダルも、為末選手のハードルも、北島選手の「世界一美しい」平泳ぎも見ていません。
普段あまりTVをつけることがないので、オリンピックに限らず、一旦TVを見始めると、CMも含めて(!)見入ってしまうのです。気がつけばもうこんな時間……となって落ち込むのがイヤで、ワールドカップ、オリンピック、夏の甲子園……、ワクワクする大会があるたびに、ぼくはあえてTVをつけないで時間を確保しているのですが、果たしてこういうやり方はどうなんだろう、と自分でも思ってはいます。
それでもインターネットのニュースなどを通じて、断片としての競技やドキュメンタリーを目にすることがあり、それらはもちろん彼らが捧げてきた全てではないのですが、だけど一部でしかない映像やレポートの中に、競技者たちの情熱や人生を垣間見ます。そして時には涙し、翻って自分を省み、気持ちを引き締め直すことができます。
それにしても、国別のメダル獲得数は何のために集計しているのだろう?
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| 2004年8月26日(木) |
| いま読んでいる本。 |
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並行して4冊の本を読んでいます。こんなことは滅多にありません。自分、不器用ですから。
1冊目はまだ読み始めたばかりなのですが、Jean Ure の "Pink Knickers Aren't Cool!"。四人組の女の子が、大人にとっては何でもないことに子供らしい無邪気さで深刻に爽やかに取り組む話です、たぶん。読みながら、翻訳するならこんな表現かなぁ、と思ったりする部分もあるのですが、そのことごとくが勝浦弁なので、本当に翻訳することになっても使えないんだろうなぁ。
2冊目はJ.ケルアックの『地下街の人びと』。冒頭の部分を少しだけ紹介すると、「以前はぼくも若かったし、生き方のイメージもはっきりしていたし、過敏な知性を働かせ、こんな文学的な前口上など抜きであらゆるものごとについて明快に語ることもできた。言い換えると、これは自信もないくせに極端に自己中心的な男の物語なので、当然ながら愉快な話にはならない――とりあえず話をはじめて本当のことがにじみ出てくるにまかせる、これがぼくがしようとしていることなのだ――。」という書き出しで始まっています。なんとも痛快な心意気が感じられて、読み進めるのが楽しみです。
3冊目と4冊目は、HPのSEO(検索エンジン最適化)と翻訳出版に関する実務書です。にも関わらず、けっこう積極的に読んでいます。いずれ、その成果が出てくるものと信じているわけです。乞うご期待!
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| 2004年8月25日(水) |
| 花粉症。 |
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この間から妙に集中できないと思っていたのですが、どうやら花粉症のようです。イネかな??? 春先には花粉が例年より少ないということで確かに症状もほとんどなかったし、それを先日たまたま思い出して「今年は花粉症なかったなぁ」と喜んでいたところなのに……。アスファルトが恨めしいです。ヒートアイランドとかもアスファルトが一因らしいし。でも雨が降った後のあの匂いはなんか懐かしくて、いい。やっぱり何にでも一長一短があるということなんかな。いいところを見るようにしよう。
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| 2004年8月24日(火) |
| 好き嫌い。 |
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今日はあんまり暑かったので、サマセット・モームの短編集を前のカゴに放り込んで自転車で新西宮ヨットハーバーに行ってきました。涼しげだというだけで、別に涼しいわけではないのですが、好きな場所です(ただ、時々フナムシがワサワサしているので、油断しているとえらい目にあいます)。
自分の読書に偏りがあることを意識するようになってからは、読み始めた本を途中で投げ出すことをやめました。でもやっぱりぼくは好き嫌いが激しくて、もう少しどうにかならんかな、と自分でも思うことがあります。たぶん、遺伝です。
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| 2004年8月23日(月) |
| ジュンク堂。 |
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今日も堂島のジュンク堂に行ってきました。最近、色々調べたいことがあったり、なんやかんやで三日に一度ぐらいのペースでジュンク堂に行っています。ジュンク堂にとっては、かなりの重要顧客になりつつあるはずです。
阪神電車の梅田駅からジュンク堂に行くにはドージマ地下センターという地下街を通るのですが、結構な距離があって、時間帯によっては人がうじゃうじゃしていて、いまだに都会慣れしないぼくにとっては鬼門です。今日も歩いていて、「蟻の熊野詣」ということばを思い出しました。
そういえば、アリはあんまり急いでごっつんこをしても、その後すぐに一方は左に退き、もう一方は右に退いて巧みに道を譲り合うなど、けっこう難易度の高いことをしながらほとんどのアリが同じように機敏な動きをしているけれど、人の場合は歩くペースが全然違うし、なかなかうじゃうじゃの中を歩くのは難しいと思いました。
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| 2004年8月22日(日) |
| 大阪ドームに行ってきました。 |
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お昼の一時から大阪ドームで行われた近鉄vs日本ハムの試合を観てきました。
先攻の日本ハムが一回の表に、新庄、坪井が連続安打、三番・小田のレフトフライで新庄が三塁にタッチアップ、ワイルドピッチの間に先制のホームを踏み、次打者のセギノールがホームランを打って初回に三点を先取。日本ハムは二回、三回にもそれぞれ一点ずつ追加し、守っては先発の入来投手が危なげない立ち上がりを見せ、前半は日本ハムのペースで進みました……と、ここぐらいまでは試合に集中していたのですが、だんだん打楽器・金管楽器を駆使した応援が疎ましく思えてきて、そう思い始めるといてもたってもいられなくなってきて、新庄の写真も撮ったことだし、三回の裏を終えた時点で出てきてしまいました。
帰りがけにぶらぶらと梅田で用を済ませ、部屋に戻ってきてネットでスポーツニュースを見てみると、日本ハムが逆転負けを喫していました。もっと落ち着いた気持ちで試合を観戦できれば野球を楽しめたんだろうなぁ、と反省しました。でもそういえば、ぼくは野球を観るのは元々そんなに好きな方じゃありませんでした。
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| 2004年8月21日(土) |
| 夢。 |
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昨日、本当に気持ちの悪い夢を見た。思い出すのもイヤなぐらい。『ポカホンタス』を観たことはこの間の日記にも書いたけど、その中で主人公のポカホンタスが「くるくる回る矢」の夢を見たことが一つの象徴的な出来事として描かれていた。そんな夢を見たかった……。
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| 2004年8月20日(金) |
| 「みんな事情を抱えている」 |
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鷺沢萌の『ケナリも花、サクラも花』を読みました。もう何度も繰り返し読んだ本です。二十歳を過ぎて、父方の祖母が韓国人であったことを知り、本人が言うには「家族の中で誰一人として韓国語を話せる者がいないというのも寂しい」と思い、半年間ソウルの延生大学に留学していた時の奮闘記。
胸の内で「気にしない、気にしない」と呟いていないとイライラさせられることが多かったという鷺沢さんは、「無知は傲慢よりはマシだ」としながらも、どこにいても常に周りの人たちとは「薄い氷の壁でヒヤリと区切られている」ような気がしていたという。
大胆な文章の中に瑞々しい感覚を散りばめ、若者たちの日常風景を紡ぎ続けた作者の、途方もない深遠さが感じられる作品です。
心よりご冥福をお祈りいたします。
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| 2004年8月19日(木) |
| 本当の勇気。 |
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ディズニーの『ポカホンタス』を観ました。
イギリスの開拓者たちが金を掘り当てるべくヴァージニアに上陸し、先住民と対立する中、開拓団のリーダー格のジョン・スミスと、先住民酋長の娘ポカホンタスが恋に落ちる。仲間を殺され怒りに燃える先住民たち。金を独り占めにはさせないと息巻く開拓団。激化する対立をどうにか食い止めたい二人だが、「話し合いなどでケリがつくほど事態は単純じゃない」という。だけど、ポカホンタスとジョン・スミスは勇気と理解を持って、最後まで諦めない。
「そんな単純なことじゃない」というのは、ぼくたちの日常においてもよく耳にする理屈で、だけどどうしてそう単純じゃないのかと考えると、単純じゃないと思い込んでいるからだということが結構あるような気がします。世知辛いのは世の中なのか、それともぼくたちの心なのか、意外と微妙だと思います。
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| 2004年8月18日(水) |
| 夏の終わり。 |
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お盆が過ぎ、桃よりも梨が目立つようになり、甲子園ではベスト8が出そろって、いよいよ間近に迫った夏の終わりを感じています。今年の夏の成果は、案外のんびりしていた自分に気が付いたこと、かな???
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| 2004年8月17日(火) |
| Let It Bleed |
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先日から、ストーンズの "Let It Bleed" をヘビーローテーションしています。収録されている9曲全てに身震いするほど感動しながら、本を読んだり、翻訳をしたり、腹筋をしたりしています。
"We all need someone we can dream on.
And if you want it, well you can dream on me..."
……うおおおぉぉぉ! 言ってみたいぜ、そんなセリフ。
"You can't always get what you want,
but if you try sometimes, you'll find you get what you need..."
……思わずしみじみと感じ入ってしまいます。
キースが雑誌などのインタビューに答えて、「ロックが好きだっていう連中はごろごろいるけど、たいていの奴らはロールすることを忘れてるんだ」みたいなことを言っているのをよく見ます。音楽を知らないぼくにはぴんと来ない部分もあるのですが、このアルバムを聴いていると、なんとなくその真意がニュアンス程度のレベルで理解できるような気がします。
その日の気分に左右されず、いつでもどこでも、聴いていられるなら聴いていられるだけ聴いていたいというアルバムが何枚かあります。"Let It Bleed" はぼくにとってそんな一枚です。
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| 2004年8月16日(月) |
| 達成! |
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帰省前に立てていた予定を達成したので、芦屋に戻ってきました。 また詳細を報告する機会はあると思いますが、簡単に触れておくと、
1.洋書を二冊読む。
→"The Sacketts" by Louis L'Amour,
"Judy Moody" by Megan McDonald
2.和書を三冊読む。
→『町で一番の美女』 C.ブコウスキー
『檸檬』 梶井基次郎
『異邦人』 A.カミュ
3.姪っ子と遊ぶ。
→遊んだ遊んだ。
4.古座川でカヌーする。
→明神橋から約2時間、河口まで。
5.風呂掃除をする。
→最終の二日は母が夜明け前かと思う頃に済ませていた。
実家でつけていた日記を、以下に貼り付けておきます。
2004年8月9日(月)
暑い暑い芦屋から大きな荷物を抱えて、13:03新大阪発のオーシャンアロー17号に乗り込むと、冷凍されるかと思うほど冷房が効いていました。夏なので車内には当然ノースリーブやショートパンツ姿の乗客が目立ち、かばんの中から長袖のシャツを出してきたり、子供を抱きかかえたりして保温を試みる人がほとんどでした。通りかかった車掌さんに何度声をかけても改善される気配もなく、3時間20分後、ようやく紀伊勝浦駅に到着し、ホームに降りてじわじわと解凍されてゆく喜びを感じていました。たぶん、たまたまオーシャンアロー17号のエアコンが壊れていただけだと思います。
2004年8月10日(火)
今日は昼から、兄の家族が遊びに来ました。八歳になったばかりの美結ちゃんと五歳の理那ちゃんは、たまに会うぼくに結構なついてくれていて、初めのうちは、「じゅんちゃ〜ん! 抱っこしてぇ、おんぶしてぇ」とそれはそれは可愛いのですが、そのうち、「じゅんこちゃ〜ん!」になり、だいたい最後の方は、「じゅんこぉっ!」と呼ばれています。ゲームをしていて紙に名前を書いたりすると、「じょん」になっていたりすることもあります。
あんまりはしゃぎすぎて、ぶらんこしぃもて寝そうになりました。
2004年8月11日(水)
古座川でカヌーをしました。先日の大雨やら台風やらで水が多く、いつもならどこまでも透き通っている清流が、今日はかなり濁っていました。明け方に上流の方で雨が降って、ダムも少し放流したと聞きました。
明神橋までタクシーで行って、そこからのんびりと約2時間かけて河口まで帰ってきました。鮎釣りの季節は、カヌーのコースがかなり制限されているのですが、古座川でカヌーをするといつも、時間がゆったりと流れているように感じることができます。
カヌーを引き上げ、駅に停めておいた車に戻ると、見事にバッテリーをあげてしまっていました。カヌーレンタルでお世話になっている古座町観光協会の岩本さんや溝口さんが駆けつけてきてくれて、駅を拠点としている古座川タクシーの野口さんのタクシーにつながせてもらって、ようやくエンジンをかけることができました。
久しぶりのカヌーは少し疲れたけれど、親切な人たちとの思いがけないふれあいもあり、楽しい一日になりました。ありがとうございました。
2004年8月12日(木)
父さんがDVDで持っていた『リオ・ブラボー』を観ました。二丁拳銃のコロラド役のリッキー・ネルソンが、友達のブライアンに似ていました。男前で控えめなナイスガイです。
この間自分で気が付いたのですが、ぼくはよく誰かを見て、誰かに似ていると言うことが多いような気がします。たとえば、サッカーのオリンピック代表候補にも選ばれていた大分の根本選手は漫才コンビのティーアップの前田で、FC東京の徳永選手は千鳥の大悟、今野選手は片桐はいり……。
肝心の映画について触れるのを忘れていましたが、今日はここまでにします。
2004年8月13日(金)
夕方、迎え火を焚きました。納屋からビーチチェアを引っ張り出してきて、梶井基次郎の『檸檬』を読みながら、仏様をお迎えしました。ぐうたらですね。
ぼくはこうしたことについて疎いので、今ちょっと手元にあった広辞苑で調べてみると、迎え火とは、「盂蘭盆(うらぼん)の初日の夕方に、祖先の精霊を迎えるために焚く火」とあり、盂蘭盆とは、「盂蘭盆経の目連の説話に基づき、祖霊を死後の苦しみの世界から救済するための仏事」とありました。ちょっと怖いです。ちなみに、盂蘭盆経とは、「仏書。竺法護の訳と伝えるが、おそらく中国でできた偽経」とあります。偽経って……って感じがします。
でもやはり、「ばあちゃんとじいちゃんが迷わんように目印にするんやがんだ」という説明が一番分かりやすかったです。
2004年8月14日(土)
本屋さんに行って、表紙を向けて棚に並んであったサリンジャーの『ナイン・ストーリーズ』を手に取ろうとすると、けっこう大きなバッタがへばりついていたのでやめました。本屋にバッタ???
勝浦では、庭で見るアリとか、夜になったら出てくる蚊とかもハンパじゃなくデカいです。
2004年8月15日(日)
迎え火を焚いて、送り火を焚いて、お盆を済ませました。明日帰ろうと思います。そういえば、うちの近所で言えば那智大社とか本宮大社とか速玉大社とか熊野参詣道が、今年の七月に世界遺産に登録されました(http://www.pref.wakayama.lg.jp/sekaiisan/index.html)。那智山への道も大渋滞でした。
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| 2004年8月8日(日) |
| お盆休み。 |
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明日から、少し早いお盆休みということで実家に帰ります。だらけすぎてしまわないよう、ここでお盆休み中にする予定のことを宣言しておきます。
1.洋書を二冊読む。
2.和書を三冊読む。
3.姪っ子の美結ちゃんと理那ちゃんと遊ぶ。
4.古座川でカヌーをする。
5.風呂掃除をする。
達成できたら帰ってきます。
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| 2004年8月7日(土) |
| メールありがとうございます。 |
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たくさんの方から、ホームページを見たとメールを頂いています。
当初は翻訳活動の一環として位置づけ、もっと翻訳にまつわる内容で展開していくことを考えていたのですが、著作権等の関係で、若干の軌道修正をしました。だけどHP上で色んな文章を発表していくことは、不特定多数の方に読んでいただけるという緊張感を持てるということで、やはり有り難いことです。
目的が明確でもやり方を間違えていれば結果や効果はついてきませんし、これからもみなさんのご意見を参考にさせていただきながら、内容の充実、発展に心がけていきたいと思います。
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| 2004年8月6日(金) |
| Beat goes on. |
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TSUTAYAで借りてきていた『ビートニク』を観ました。1950年代のアメリカで起きた文学運動「ビート」の中心となったA.ギンズバーグ、W.バロウズ、J.ケルアックの三人にスポットをあてたドキュメンタリー。
全ての美的、道徳的先入観を超えて活動した彼らに時代は決して肯定的ではなかったけれど、彼らの自由で不屈の精神は人生の意味と真実を追い求め、自らの魂と誠実に向き合っていた。
少し視点を変えれば見える風景が変わり、もしかすると世界も広がるかもしれない。人生に普遍性を求めず、個性を尊重した彼らの純粋さが、ビートを一時期のブームに終わらせず、文化にまで昇華させたのだと思う。面白かった。
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| 2004年8月5日(木) |
| ランニング再開。 |
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台風も去り、今日は時々青空が見えました。しばらく続いた猛暑も峠を越えたようだし、夕方涼しくなった頃を見計らって、中断していたランニングを再開しました。
谷崎潤一郎記念館や市立図書館、お世話になっている天久堂書店へ行く交差点などのある臨海線を真っ直ぐ走り、札場筋で南に折れて西宮大橋を渡り、新西宮ヨットハーバーに出る。それから阪神高速湾岸線の脇を通る側道を走って南芦屋浜側に渡り、芦屋川沿いの芦屋公園まで戻ってくると、たぶん8kmぐらい。久しぶりなのでゆっくり、信号などで止まるたびに膝の屈伸をしたり足首を回したり、休憩もしながら1時間近くかけて走りました。
もう8年ぐらい使っていてホノルルでも5回履いて走ったランニングシューズはなぜかスピードランナー用で、見た目はカッコいいんだけど足への負担は結構あって、走る前と走った後のストレッチは欠かせません。で、部屋の近くの公園まで帰ってきてストレッチをしていた時、アリを踏みそうになって慌てて避けると、少し膝をひねってしまいました。今もちょっと違和感が残っています。徒然草に出てくる木登り名人に注意されそうだなと反省しました。
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| 2004年8月4日(水) |
| 台風11号。 |
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昼過ぎに潮岬の南の海上で熱帯低気圧が台風11号に発達したということで、芦屋でも夕方から雨が降り出しました。
各地で大雨の被害が相次いでいるようですし、紀伊半島南部でも海岸沿いの国道を車で走っていると波をかぶるぐらい海が荒れていると聞きます。みなさん、十分に注意してください。職業柄、大変な毎日を送っている人たちもいると思いますが、どうぞお体を大切にしてください。
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| 2004年8月3日(火) |
| 『泣いた赤鬼』 |
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久しぶりに東京から小堀が来ていたので、小堀の友人で大阪の保育園で保母さんをしている朱美ちゃんと三人で、鶴橋の焼肉屋さんに行きました。先日、焼肉を食べてモーレツな腹痛に襲われたばかりだったので、実は内心ビビっていたのだけど、美味しく楽しい時間を過ごせました。
赤鬼さんの気持ちも分かるけど、どちらかと言えば青鬼さんになりたいと思いました。でも、もしかしたらそれでは本当に何かを解決したことにはならないのかな、ともちょっと思います。強くなりたいけれど、強くなれないならせめて優しくありたいです。
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| 2004年8月2日(月) |
| 日記再開。 |
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ホームページを公開して1週間が経ちますが、実は日記のページだけ手付かずのままでした。書き始めると書き続けないといけないという自分で設定したルールに追い立てられそうで、なかなか踏ん切れなかったからです。
小さい頃は毎日日記をつけていました。それがプチ反抗期の中学生ぐらいの時にやめて以来、メモ程度に何かを書き留めることはあっても、日記を書くということからは遠ざかっていました。今回このホームページのために文章を書くにあたって、少年野球をしていた頃につけていた「試合帳」を実家から取り寄せ、過去をひもといたりもしました。
日記の目的とか効用とか、多分その気になればいくらでも思いつくのだとは思いますが、あんまり難しいことは考えずに、ただただ毎日の出来事や感想などを記録するための手段とだけ位置づけて、これから(できるだけ)毎日、日記を書いていこうと思っています。
広辞苑によると、「日誌よりは私的・個人的」とあります。これでずい分と気が楽になりました。
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